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2009年09月05日

ベル打ちのすすめ ―2タッチ入力―

1年くらい前から、携帯電話の入力方式を「2タッチ入力」に設定しています。
これは「ポケベル入力」、「ポケベル打ち」、「ベル打ち」などとも呼ばれているもので、もともとは、電話機からポケットベルへ文字を送信するために開発されたものです。

最初は戸惑ったけど、慣れるにしたがって、とても合理的な入力方法だということがわかってきました。
携帯電話での文字入力には最適です。

2タッチ入力では、すべての文字・記号を数字キー2回で入力します。

2touch.jpg
※78は時計の絵、79は電話の絵、70はコーヒーカップの絵です。88は全角スペース(機種によっては句点)、89はハートの絵、80は全角半角切り替え(機種によっては読点)です。

最初に打つキーは通常の入力と同じ。携帯のキーに印字されているとおり、あ行なら「あ」、か行なら「か」のキーを打ちます。二打目は、その行の何番目の文字か、すなわち、通常入力の場合にキーを押す回数を数字で打ちます。たとえば「く」を入力するのであれば、「か」行の「3」番目の文字ですから、通常入力だと「2」(か)のキーを3回打つところを、代わりに「23」と打ちます。
ひらがなを打つだけであれば、1日で慣れます。

何よりも、ひらがな、アルファベット、数字、濁点他各種記号が、11から00まで、10×10の表の中に整然と並べられていることに、数学的な美しさを感じませんか。

以下、2タッチ入力(ポケベル打ち)のメリットについて説明します。

1)キーを押す回数が圧倒的に少なくて済む。
たとえば、携帯での通常の入力で、「お」と入力するには「1」のキーを5回操作しなくてはなりません。これに対して、2タッチ入力は、すべての文字を2回の操作で入力します。とすれば、単純に考えても、通常の入力の方が押す回数が少ないのは、「あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ」のア段の文字(1回の操作で入力)だけ。イ段は2回操作なので通常入力も2タッチ入力もどちらも同じ。そして、残りのウ段、エ段、オ段の文字はすべて2タッチ入力の方が早いことになります。

2)同じ行の文字でもカーソルを右に移動させなくて良い。
「あい」や「すし」など、同じ行の文字が並ぶ単語は結構多いものです。携帯電話の通常入力だとその度に数字キーから手を離して、カーソルを右にずらさなくてはなりません。これに対して、2タッチ入力では、数字キーから手を離すことなく、すべての文字を2回のキー操作のみで入力できます。

上記1)2)から、たとえば「めも」を通常入力すると、
「ま」を4回打った後、カーソルを右に移動させ、
もう一度「ま」を5回打たなくてはならない。
すなわち、10回もキー操作をしないと、たった2文字の「めも」を打てないのです。
2タッチ入力ならば「7475」の4回です。

もし、知り合いに「菊子」さんという人がいたとすると、その人の名を呼ぶ度に、
「か」を2回打ち、
カーソルを右に移動させ、
また、「か」を3回打ち、
カーソルを右に移動させ、
さらに、「か」を5回打たなくてはならない。
12回もキー操作をしないと「きくこ」は打てないのです。
2タッチ入力なら「222325」の6回で済みます。

3)すべての文字が2タッチなので、押し間違えが少なくなり、結果的に早く打てる。
通常入力だと5回押したつもりが4回しか押してなかったとか、4回押すところを勢い余って5回押したなんてことが頻繁に起こります。たとえば、「くぼやま」(私の苗字です)と打ったつもりが、「くべやま」になっていたり、「元気です」が「元気どす」になっていたりするのです。2タッチ入力はすべての文字が2回ずつなので入力も確実。リズミカルに気持ちよく打てます。

数字やアルファベットを打つには若干慣れが必要ですが、無理をして入力する必要はありません。ひらがなで「いち」「えー」と打って変換させれば、たいていの携帯は「1」「A」と変換してくれます。

また、2タッチ入力に設定したまま、数字やアルファベットを打つときだけ、文字種を「数字」「アルファベット」に変えて、普通の携帯の打ち方で入力することもできます。
ひらがなだけでも使う価値大。ぜひ、試してみて下さい!

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以下、補足

2タッチ入力では、80を押すと小文字モードに切り替わることになっています(ゃゅょっabcなど)。しかし、携帯電話で使う場合は、「ゃゅょっ」は普通に大文字で打って「*」キーで小文字にした方が早いです。

同様に「、」(読点)「。」(句点)なども、*など携帯電話にもともと設定されているキーで入力できます。また、読点を「て」、句点を「の」などに辞書登録しておくと44、55など同じキー2度打ちで出せるので便利です。

※機種によっては、「88」で句点が出せます。本来88は全角スペースなのですが、メールなどで全角スペースを使うことはほとんど無いため、ここに句点を割り当てているのだと思われます。「70」に句点、「80」に読点を割り当てている機種もあるようです。

※句点については「の」(55)で単語登録している人が多いらしい(真ん中のキーなので打ちやすい)ので、私も初めはそうしていたのですが、メールを打つ度に「~しましたの」、「~ですの」と打たねばならず、電車で隣の人に見られたら恥ずかしいし、性格まで変わってしまいそうになったので、「す」(33)に登録し直しました。いまは「~しましたす」と打って変換してます。

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以下、2012年5月に追記

2011年の秋に携帯電話をスマートフォンに買い換えました。
指をスライドさせて文字を入力するフリック入力はとても快適です。
もうベル打ちの出番はないかな、と思っていたら、
いえいえ、フリック入力にも弱点がありました。
指先が汗などで湿っていると、うまくスライドできず、ひっかかるのです。

こんなときは設定で「2タッチ入力」に切り替えます。
しかも、ATOKの2タッチ入力は、1打目をタッチすると、次にどのキーをタッチすればどの文字が入力されるか、画面上でサポートしてくれます。
携帯電話の2タッチ入力よりも、さらに使いやすくなりました。
これで夏場の文字入力もばっちりです。

ちなみに、スマホ版ATOKのウリであるフラワー入力(ジェスチャー入力)は、
私の指が太いためか、どうも使いづらい。
フリック入力と2タッチ入力を、指先の状態に合わせ、切り替えて使っています。

2013年07月17日

薄謝進呈

スマホにKasperskyを入れてみました。

このアプリのいいところは、通常のウイルススキャンやフィルタリングに加えて、遠隔操作でスマホをロックしたり、端末の情報を削除したりできるところ。

遠隔操作でのロック自体は、auの標準サービスでもできるのだけど、Kasperskyの素晴らしいのは、遠隔操作の指令をSMSで行うこと。

たとえば、auの「安心ロックサービス」の提供する遠隔ロックだと、遠隔操作を行ったその瞬間に、端末の電源がオフになっていたり、電波圏外だったりすると、ロックできない。

数年前、新宿で酔っ払って携帯をなくしたときに、何度か「安心ロックサービス」で遠隔ロックを試みたものの、すべて失敗。
その日のうちに、おサイフケータイの全額を何者かに使われてしまいました。
もちろん携帯も戻ってきません。

おサイフケータイ以外の機能には常にロックをかけていたので、アドレス帳などが悪用される心配はないのだけれど、携帯と共に、まだバックアップしていない写真や個人的なメモなど大切なものをいろいろと失いました。

この点、KasperskyはSMSで指令を出すので、SMSを送信した時点では電源が入っていなくても、拾った人が電源を入れた瞬間にこれを受信して端末にロックがかかる。画期的!

試しに妻のスマホからSMSで端末ロックの指令を送ったら、スマホがロックされ、メッセージ(文面は自由に作成できます)が表示されました。

そう、これが大事!
悪用した人は絶対に交番なんかに届けない。だから、そんな気を起こす前に、一刻も早く「ロックされています」の文字を表示させることが大切なんです。

何かの本で、手帳などの持ち主情報記入欄に「薄謝進呈」と書いておくと、交番に届けられる可能性が高まるという話を読んだことがあります。
というわけで、「この端末はロックされています」の後にも入れてみました。

もう、これで大丈夫!
だけど、まずは飲み過ぎ注意、かな。

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